こんにちは、はやてコーチです!
この度、サルト橋本と本田圭佑さんがプロデュースする「4v4」のコラボで大会を開催しました。
運営スタッフとして、社会人サッカー「サルティスタ橋本」の選手も参加いただきました。
今回、我々が開催に至った経緯は、「サルト橋本の選手たち」「地域の子供たち」に、【子どもたちだけの力で、勝敗を目指すことのの面白さ】を感じてもらうためです。
普段、指導者の皆様や保護者の方々に力を貸してもらって、パフォーマンスを上げてもらっていることかと思います。いつも子どもの成長の手助けをして頂きありがとうございます。
ですが….
もしかしたら「大人が過度に手を貸すことが、子どもの美しい経験を奪っている」ことにもつながっているのではないか。そんな疑問も我々は常に考えております。
我々の活動は、「子どもの未来」に重きを置いてます。子どもは、これから多くの人に助けられ、多くの人を助けて、多くの人と一枚岩で繋がって壁を乗り越えていく。そんな力を今から身につけてほしい。そんな想いを抱き開催しました。この大会には、難しい状況を、子どもたち自ら考えて打開する経験ができ、仲間と「勝利」という目指す場所にたどり着くためのコミュニケーションが生まれる。これは、普段経験できない「非日常のサッカー」となったと思います。
4v4スタッフ含め我々も、「大人が手を貸すことで失われることがある」というのも、保護者の方へのメッセージとしてお伝えしました。現場には、戦術ボードをもって説明する保護者や、指示をする熱心な保護者もいましたが、この場はそういう場所ではないとお話しさせていただき、ご理解いただけました。
親として、指導者として、子どもの育み方が多くあると思いますが、少しでも子どもの育み方を考える機会となり、地域・日本の育成現場がより発展することを願い、この大会を開催させて頂きました。
Q.「以下の3つを子どもが実感できないと、○○になる」。なんでしょうか?
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自律性(自分で選んでいる感覚)
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有能感(うまくなっている実感)
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関係性(人との良好なつながり)
正解は、「燃え尽き症候群」(バーンアウト)。これは、過度なストレスや疲労により、仕事や活動への興味・意欲を失う状態のことを言います。
この3つが満たされないと、人は「義務感」「他人の期待」だけで行動するようになり、心が疲弊しやすくなります。
つまり、どんなにトレーニングが厳しくても、「楽しさ」や「意味」があれば人は持ちこたえられます。逆に、それがなければ軽い負荷でも燃えつきやすいのです。
こどもが、一生涯サッカーという素晴らしいスポーツを楽しめるように、(燃え尽き症候群にならないように)、厳しさ難しさの中に「楽しさ面白さ」を見つけれる、そんな環境をこれからも創れるよう精進してまいりたいと思います。
ではまた!
サルト橋本 横山